紀の川大堰詳細とダムカード、実際に貰いに行ってきました!周辺観光情報も!

和歌山県のダムカードで、おそらく難易度が一番低いであろう紀の川大堰。

和歌山市の中心を流れる紀の川のにあります。

この紀の川大堰は、洪水調整のためだけではなく、

関西国際空港を建設し高速道路や鉄道網の整備で周辺住民が増加し、

水道使用量が逼迫すると予想されていた大阪府が、

水道水の確保に380億円を出資したようですが、必要なくなったそうで権利を放棄した経緯があるそうです。

和歌山市はすでに他に利水権を持っているので、紀の川大堰を利水利用していることはないようです。

その他の和歌山県のダムカードのもらい方は下記リンク参照。

和歌山県のダムカード完全攻略、各ダムカードのもらい方や配布日時、場所など

紀の川大堰のダムカード

こちらが紀の川大堰のダムカードです。

所在地       和歌山県和歌山市

河川名       紀の川水系紀の川

型式        可動堰

ゲート       鋼性シェル型ローラーゲート5門

2段式鋼性シェル型ローラーゲート2門

起伏ゲート2門

他、魚道6基

堤高・堤頂長    7.1m・542m(うち可動部369m)

総貯水容量     290万立方メートル

管理者       国土交通省

本体着工・完成年  1993年・2003年

紀の川の多様な魚種に対応できるよう、

堰の左右岸にそれぞれ3種類の魚道が作られています。

左岸階段式魚道に設けられた魚道観察室では、鮎などが魚道隔壁の上を遡上する様子が観察できます。

本体ゲートは精度向上とコスト削減のため、

国土交通省の堰では初めて、工場で完成したものを水上運搬して据え付けする工法が採用されました。

また、塗装は高耐久性のガラスフレーク塗装を採用しています。

紀の川大堰、ダムカード配布場所

紀の川大堰管理所

水ときらめき紀の川館と同じ建物です。

水ときらめき紀の川館は土曜日はお休みです。

ダムカードは中にある管理事務所ですので、インターホンを押せば対応してもらえます。

中では紀の川の流域マップや、

CGを使った紀の川のイメージビデオ、

タッチパネルのパソコンを使った紀の川のクイズコーナー、

その他紀の川に関する展示や図書室。

2階に上がるとガラス越しではありますが、

紀の川大堰の操作室を見ることが出来ます。

実際に職員の方がお仕事をしていらっしゃいます。

屋上に登ると紀の川大堰を眺めることが出来ます。

住所

〒640-8390 和歌山県和歌山市有本462

ダムカード配布日時

土日祝含む 09:30~16:00

この建物が「水ときらめき紀ノ川館」です、

ダムカードはこちらの建物の紀の川大堰管理事務所でもらうことが出来ます。

土日祝日いつでももらうことが出来ますが、

平日は来客が少ないのか、普段は照明すらついていないので、

注意書きの通り玄関にあるインターホンを押すと、

職員の方が出てきて応対していただけます。

簡単なアンケートに記入してダムカードをいただきました。

私はスーパーカブで貰いに行ったので、隅っこに止めましたが、

十分な駐車場もありますので安心です。

この紀の川大堰に来たらよってみてほしいのが、

併設されている魚道観察室です。

この紀の川大堰は、鮎などの魚が遡上できるように魚道があるのですが、

そこがガラス張りになっていて水族館のように観察することが出来ます。

紀の川の河川敷に作られた歩道を看板に従って歩いていくと、

重厚なコンクリートで出来た地下への道が現れます。

電気代節約のためか、照明が消されていましたので、

薄暗い雰囲気で少し降りていくのを躊躇してしまいます。

洪水時の防護壁でしょうか、

かなり重厚な鉄の扉が据え付けられていました。

国土交通省の管理なので、カラーコーンも国土交通省の文字が。

なかはこの様になっています。

左側に見えるのがガラス越しに魚道の様子の見える窓になります。

私の行った時期は11月位でしたので、

魚の姿は全く見られませんでしたが、

執筆時の今、6月くらいならたくさんの鮎などが遡上する姿が見られるようです。

魚がいない時に来た人のために、

魚が遡上している写真が展示されていました。

以上が紀の川大堰詳細とダムカードのもらい方です。

参考になりましたでしょうか?




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