スーパーカブのクラッチオーバーホールをやってみた!

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    JUGEMテーマ:スーパーカブ

     

    中古で譲っていただいた私のスーパーカブ90、

    ある程度走行してエンジンが熱を持ってくると、

    停止時にクラッチが微妙に繋がり初めて、前に進もうとするんです。

    正常に動作する遠心クラッチなら、停止時はクラッチが切れて進もうとはしないのですが・・・。

     

    ブレーキをかけていれば前には行かないのですが、

    エンジンがストールしかける時があるんです。

    そして少し駆動力がかかるので、ギアが噛み込んでニュートラルに入らなくなるんですよね、

    一瞬アクセルを吹かせばその間にニュートラルに入るので、

    そうやっていました。

     

    何回クラッチ調整をしても改善されないので、

    これはもうクラッチのオーバーホールが必要なのだと判断しました。

    我が家に来る前は全くオイル管理されていなかったカブなので、

    クラッチにもなにか不具合があるのでしょう。

     

    おじいちゃんで3速に入れたまま乗っている人を見かけることもありますし、

    クラッチが焼けて変形しているのかもしれません。

     

    毎回必ずではないので、整備は後回しにしていたのですが、

    先日カムチェーンを交換して異音もなくなったので、

    最後のこのポイントが改めて気になってきました・・・。

    なので台風が接近中で出かけられないし、

    オイルも交換時期に来ているので、

    ちゃちゃっと直してしまうことにしました!

     

    オイル抜き作業

     

     

     

    今回、クラッチのオーバーホールをするには、エンジンのサイドカバーを開けるので、

    オイルを抜いておく必要があります。

    amazonの箱の中に入っていたクッション代わりの紙、

    オイルが垂れても大丈夫なように下に敷きます。

     

     

    まずはオイルを抜いてしまいます。

     

    うちの自治体は吸収体に吸わせたオイルは燃えるゴミとして出すことが出来ます。

    なのでウチで出た米ぬかに吸わせて処分しています。

     

     

    外装等の取り外し

     

     

     

    今回は、レッグシールドの他に、

    マフラー、ステップも外す必要があります。

    マフラーのガスケットは出来るだけ再使用せずに新しいものを用意するようにしましょう。

     

     

     

    今日はクラッチプレートの交換をしたいので、

    エンジンのコチラ側のカバーを開ける必要があります。

    オイルを抜いていないとカバーを開けるとオイルがダバー!となります(笑)

     

     

    カバーを外しました。

    クラッチのお出ましです!

    抜けきらなかったオイルが結構タレ出てきますので注意してください。

     

    ここの4本のビスはショックドライバーを使ったほうが良いと思いますが、

    クランクにつながっていますので叩きすぎないように注意しましょう。

     

    パーツの取り外し

     

     

     

    パーツを一つ一つ外していきます、

    この時に順番がわからなくならないように、

    一つ一つ写真を撮影しておくのが有効です。

     

     

    あれ?

    ロックワッシャーのツメが折られていない・・・う〜ん、

    ロックワッシャーとは、緩み防止のために一箇所の爪を折り曲げて、

    中心のナットに噛み込ませる緩み防止のための部品なのですが、

    このカブはその工程が省かれていました、

     

    一度どこかで直された経緯がるのでしょうかね・・・

     

    中古車両はよくわかんないですね^^;

    遠心式オイルフィルターも茶色いカスがびっしり、

    お掃除します。

     

     

    各部お掃除

     

     

    コチラがロックワッシャー、

    ツメが一本傷んでいるので、前回の修理時に再使用したままなのでしょう。

     

     

     

     

    ロックナットを外してクラッチが外れました。

    どんどんバラしていきます!

     

    ロックナットを外すにはクラッチロックナットレンチという専用工具が必要です。

     

     

    と、その前にこの部分にスーパーカブのエンジンオイルフィルターがあるので、

    この機会にお掃除します。

    逆に言うとオイルフィルターを掃除したければ、このカバーを開ける必要があります。

     

     

    コチラがオイルフィルターです、

    まぁフィルターと言ってもただのメッシュ状の金網みたいなものがあるだけですが・・・

    きちゃない!

    結構汚れが・・・なんだか繊維質なゴミが多かったですね、クラッチシューでしょうか。

    パーツクリーナーで吹き飛ばしました。

     

     

    可能な限り他の部分も掃除しておきました。

    こんな機会なかなか無いですからね〜

     

     

     

    クラッチ、なんだかとっても焼けていますね・・・^^;

    これだけ焼けていれば変形してクラッチが切れない状態になっていても不思議じゃないです。

    オイル切れで走っていたであろう車両なので、仕方がないですね^^;

     

    どんどん分解して、こんな状態になりました!

    遠心クラッチってよく考えられていますね〜

    分解したのにいまいち仕組みがわからない(笑)

    遠心力で4箇所7枚ずつあるウエイトが起き上がって、

    クラッチプレートを押し付けて駆動力がつながるようです。

     

     

     

    クラッチシューを外しました。

    シューは見た目では減っているのかどうかわからない状態ですが、

    今回はクラッチのオーバーホールに必要な部品を揃えてありますので、

    全部新しいものに交換します。

     

    各パーツの交換

     

    純正部品がどっさり!

    こういうときのためにパーツリストは持っておいたほうが良いですよ。

    ヤフオクで結構安く出品されていますよ!

     

     

    外したときと全く逆の手旬で組み付けていきます。

     

    最初に付いていたプレートと全然色が違います・・・

    なんでも新品になるのは気持ちが良いものですね^^

     

     

    このボールが3つついたパーツがポロポロ落ちてこのままだと組みにくいので、

    少し粘度の高いグリスを付けて密着させ、

    妻にカブにまたがってもらい出来るだけ傾けてその間にカバーを取り付けました。

    乗っかっているだけなので何もしないとすぐにぽろりと取れてしまうのですよ。

     

     

     

    古いガスケットを剥がして新しいものと交換し、サイドカバーを取り付け、

    クラッチの調整をします。

     

    手順は、
    ロックナットを緩め、マイナスドライバーでネジを右に一回転。
    その後左の少し固くなるところまで回し、そこから45度右に戻す。
    その位置を保持したままロックナットを閉める。

     

    というものです、

    個体差もありますので調整後は様子を確認しましょう。

     

    オイルはいつものウルトラG2 10w-40

    安心のホンダ純正です^^

     

     

     

     

    今回交換したパーツたちです。

    クラッチのオーバーホールは成功したようで、この日以来今までの症状は出なくなりました。

    やっぱり自分で直すとなんだか愛着が増してきますね・・・

    やはりカブは面白い!

     

    これでやっと不調な箇所がなくなりました。

    中古車両というのはハズレを引くと色々大変ですねぇ・・・

    部品が安いのはさすが偉大なる世界のスーパーカブと言うところでしょうか^^

     

     

     

     

     


    スーパーカブ90カムチェーン交換、異音対策。

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      こちらの投稿は

      ノーメンテのスーパーカブ90を手に入れたので基本メンテフルコース!

      純正部品が手届いた!スーパーカブ90ガンガンメンテナンスしていきます!

      を、先にご覧いただけるとより一層わかりやすいと思います。

      よろしければ御覧ください。

       

       

       

      先日のメンテナンスで、
      ピストン周りを交換しましたが、異音の収まらない私のカブ。

      相変わらずエンジンが熱々になってくると、

      トトトトトトトトトというアイドリング音に混ざって、

      コッ・・・ココッ・・・・コッ・・コココッ

      と異音がします。

       

      youtubeでエイプのカムチェーン不良の動画で、

      よく似た異音を発する動画を見ましたので、
      今度はカムチェーンを交換します。

       

      今度こそ直って欲しい・・・!

      必要な特殊工具が数点あるので先延ばしにしていましたが、
      乗っていると気になってしかたがないので思い切って交換します。

       

      必要な工具も揃えました!

       

       

      またまたレッグシールドを外していきます。

       

      最近こんなことばかりしているなぁ。

       

       

       

      前回外してしまおうか迷っていたベトナムキャリア、

       

      やはりメンテナンスのたびに外すのは面倒ですね・・・

       

      今回から暫くの間外しておこうと思います。

       

       

       

      まずはカムスプロケットのマル印を水平に合わせておきます。

       

       

      この写真に見えているチェーン、

       

      コレがカムチェーンです、

       

      今回はコレを交換したいと思います。

       

       

      エンジンの左側、ジェネレータ側のカバーを外し、

       

      プーリーホルダーでフライホイールが外す時に回転してしまわないように固定して、

       

      フライホイールプーラーでフライホイールをエンジンより外します。

       

      プーラーのボルトを締め込んでいくと、フライホイールがエンジンから押し出されて外れる、

       

      という工具です。

       

      この2つの工具は新規購入しました。

       

      プーラーはセル付きと無しでサイズが違うそうです。

       

       

       

      フライホイールを外すとジェネレーターが出てきます。
      いわゆる発電機です。

      エンジンがかかるとフライホイールが回転して電気を発電します。

       

       

       

      ジェネレータを外すとこうなります。

       

      ここのプラスネジを外してしまわないといけないのですが、

       

      とにかくこのネジが硬い!

       

      ほとんどの方のブログで硬かったと書かれているので、

       

      ここはそういうふうになっているのでしょう。

       

      普通のドライバーなどでは舐めてしまう危険性が大です。

       

       

      なのでコレも用意したほうが良いです。

       

      ショックドライバー、またはインパクトドライバーと呼ばれるものです。

       

      先端をネジにあてがい、底部分をハンマーで叩くと回転方向へ回してくれます、

       

      叩き込む力が加わり押し込むので、舐めてしまうこと無くネジを緩めやすいです。

       

       

       

      こういうふうにして、ショックドライバーの尻を金槌でたたきます!

       

      叩いて叩いて叩きまくってようやく外れました^^;

       

      噂には聞いていましたがここまで硬いとは・・・

       

      本当に外れるのか少し不安になりました。

       

       

       

      ここでようやくカムチェーンとご対面!

       

      ん・・・?ちゃんとテンションかかっているなぁ・・・

       

      もしかして不具合箇所はカムチェーンじゃないのかな・・・?と少し不安に・・・

       

      以前の投稿で先端のゴムを交換してたカムチェーンテンショナーのプッシュロッドが、

       

      カムチェーンテンショナーのアームを押し上げ、カムチェーンテンショナーローラーでカムチェーンの張りを維持します。

       

       

       

      考えていても仕方がないので、

       

      古いカムチェーンを外して新品と比べてみました、

       

       

       

      すると、極僅かですが古いほうが伸びていました、

       

      約半コマ分でしょうか。

       

      動きも新品の方はなめらかなのに対して、古い方はダルダルになっていました。

       

       

       

      カムチェーンテンショナーローラーも消耗しているだろうと予想していたので、

       

      一緒に注文してありました、こちらも消耗していたので一緒に交換。
       

      ゴムで出来ているのでよく減るんですよね。

       

       

       

       

       

      あとは元通りに組み上げて、


      きちんとクランクとカムスプロケットの位置を合わせて(重要)


      そーっとキックを踏んで異音がないのを確かめてから、エンジンを始動します。


      今回も一発始動してくれました、フライホイールが元気に回ります。

      外装も取り付けて直っていてくれ〜!と祈りながら試走に行ってみました。

       

       

       

      結論から言います。
      バッチリです!
      どうやらカムチェーンがすべての異音の元凶だったようです・・・

      走りだした瞬間からエンジンがものすごく静かになったのがわかりました。
      個人的な感じで、エンジン音に
      カチャカチャ、と、チャリチャリ、クリクリが混ざったような音を少し感じていましたが、
      それが全くしなくなり、今までと違う気持ちいいエンジン音に変わりました。
      アイドリングも力強くなり、低速トルクも増えて、
      最高速も+5km!
      そしてエンジンが熱々になってもあの「・・・ココッ・・コッ・・コココッ」
      という嫌な音もしなくなりました。
      パワーアップしたわけではなく、本来の性能に近づいただけですが、
      それでも嬉しいものですね・・・

      どうやらテンショナーでカムチェーンがパンと張られていても、
      チェーン自体が伸びていたので、微妙にタイミングがずれていたようです。
      たったアレだけの伸びだったのですが・・・繊細ですね。

      前オーナーがオイル交換せずに・・・
      と言うか、今までの状況を考えると、オイルを食ってしまいオイル量が極端に少なくなり、
      油圧式のテンショナーがカムチェーンにテンションを掛けることができなくなり、
      プッシュロッドの先端ゴムが異常摩耗し、
      カムチェーンも暴れてカチャカチャ異音が発生する。
      という図式だったようです。

       

      みなさん、丈夫でサラダオイルでも走るとか言われているスーパーカブですが、

      本調子じゃなくなってもとりあえず走る!って言うことですので、

      私のカブのように不調にしたくないならオイル管理はしっかりやってあげてくださいね^^

      いやー異音の原因がクランクベアリングじゃなくてよかった・・・^^;

      しかし・・・

       

       

       

      嫌なものも発見してしまいました。


      このスプロケットはオイルポンプを駆動させるためのものですが、


      カムチェーンが暴れたことで少し偏摩耗しています。


      まだ山は十分にあるので当分は大丈夫そうですが、


      いずれ交換ですね。


      ここはクランクケースをわらないと交換できないそうです。

       

      以前のブログ、「虎風荘の犬小屋」にて、

       

      オイルポンプ側からシャフトを回してスプロケットを緩めてやると、隙間から外せるという情報をいただきました!

       

      腰下分解せずに済むなら整備難易度は一気に下がります、安心しました・・・・。

       

      とりあえずこのまま乗りますけど^^;



      いやーメンテナンスが成功して諸症状がバッチリ直ると物凄く達成感があって気持ちいいものです^^

       

      でもまだクラッチがおかしいのですが、

       

      それはまた次回・・・

       

       

       

       

       



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