スーパーカブの全塗装について考える

スーパーカブのカスタムの中で、
かなり大掛かりな、勇気のいるカスタム、全塗装、
今回はその全塗装についてどんな方法があるのかなどを
考えてみたいと思います。

 

 

実際にカブを全塗装してみました!
記事はコチラ!

 

 

私も、リアボックスの塗装までは経験があるのですが、
車体の全塗装となるとちょっと踏ん切りがつきません。

ちなみに新しいスーパーカブC125や110などはプラパーツで、
私や妻のカブは鉄ボディになります、
プラパーツのほうが少し塗装が面倒だったりします。

面積と塗り分けの複雑さがリアボックスの比ではないですからね・・・


ショップにすべて任せる

まずは全塗装の方法その1
全塗装を受けてくれるショップにすべておまかせする

これなら間違いないですし、
仕上がりもプロなのでとっても綺麗!

ツヤツヤの新車のようになるでしょう。

色の指定も納得できるまで相談に乗ってくれるでしょうし、
ついでのカスタムなんかもいいですね

ただし・・・お金は結構かかります。
当然ですがすごい手間がかかる作業なので、
15万円以上、もう一台購入できるくらいはかかるそうです

自分で全バラして板金、塗装屋さんに持ち込む

少し安くなる方法が、
自分でフレームからエンジンやタンクなど色々外し、
ばらばらの状態にしてからプロに任せるパターン。

車体をそのまま預けてしまうよりは
組み立てなどの面倒な作業が減って、塗装屋さんが楽になるので、
少しお安くなります。
大体持ち込みで6~15万円だそうです。

自分で塗装する。

自分で塗装すれば費用は塗料代と道具の費用になります。
ただし上記の分解組み立てや、汚れ落とし、足付け、錆落とし
などなど、面倒な作業プラス塗装の技術も必要です。
塗装はなかなか難しく、ただ塗るだけなら誰でもできるのですが、
綺麗に塗装するとなると、かなり難易度は高いです。

個人で塗装されている方も多いですが、仕上がりはその人に技量に
大きく左右されます。

うまくやれば缶スプレーでも十分にきれいに仕上がります。

分解せずにマスキングだけで塗装する

個人で塗装する上で、
エンジンを下ろしたり各部分解は非常に難易度、敷居が上がる問題でもあります。
そこでタイヤやエンジン、塗料がついてほしくない箇所を、
新聞やマスキングテープや専用のビニールなどで保護して塗料がつかないようにし、
なるべく分解の手間をかけずに塗装する方法もあります。

当然、分解したよりは仕上がりも落ちますが、
少々の失敗なら受け止めてくれる懐の深さがスーパーカブにはあります、
多少の色むらなどは味になってしまうのです・・・

実際にこの方法で全塗装している方もたくさんいます。
ただ、分解したほうが早いかマスキングテープのほうが早いかはよく判断したほうが良いでしょう。

刷毛とローラーで塗装する

最後に究極の、刷毛とローラーなどで塗装することを考えてみます。

刷毛やローラーなどで塗装することは、
一番お手軽ですし、簡単そうです。

しかし刷毛やローラーの特性として、塗跡が目立ってしまうことが挙げられます。

乾燥したあとに光を反射させると刷毛の跡がはっきり見えるはずです。
しかしマンション住まいの方やご近所に塗料が飛ぶ心配をしなくていいのも、
大きなメリットと考えます。

実際ジムニー乗りの方たちのブログなどを拝見すると、
そういった塗装をされている方も少なくありません、

そしてそこで面白いものを発見しました。

つや消し塗料でハケ・ローラーで全塗装を提案するタカラ塗料

ジムニー乗りの方のブログで紹介されていた塗料、
大阪にあるタカラ塗料というお店がオススメする、
つや消し塗料なら、ハケ・ローラーの跡が目立たなく、
塗装のムラもわかりにくいというもの、
実際にHPのサンプル写真を見て見ると、写真に細かい失敗が写りにくいこともあると思いますが、
とても刷毛塗りとは思えない事例が多々ありました。

実はなぜこんなことを調べ始めたかと言うと、
この写真の私のスーパーカブ90HA02

妻の黄色リトルカブと比べると、質実剛健で・・・
言い換えれば地味なんです・・・

そこで気分を変えるために全塗装を考え、
今回タカラ塗料さんのことを知った次第です。

もちろん全塗装などしてしまえば、市場価値はほぼなくなってしまいますし、
慎重に判断されたほうが良いと思いますが、
このカブはコレからもずっとウチに居るでしょうから、
今回思い切って全塗装しようと・・・
それもつや消し刷毛塗りに挑戦しようと考えました。

次回は全塗装に挑戦です!

https://brush-carpaint.com/
↑タカラ塗料さんのカーペイントのページです。