カブでソロキャンしたくなった人へ、カブキャンプツーリングに必要なもの

コロナによる空前のアウトドアブームの昨今、
キャンプに行きたくなったスーパーカブオーナーの方も多いはず、
つまり、カブキャンプしたくなった人も多いのではないでしょうか?

なので今回は以前私が行ったカブキャンプツーリングの記録を元に、

スーパーカブでキャンプするために必要なものを紹介したいと思います。

カブキャンプに必要なもの。 その1 テント

まず、何はなくともテントでしょう。

コテージを借りるという手もありますが、

カブキャンプツーリングというからにはテントがほしいところです。

テントのサイズの選定ですが、

素直に1人用テントを購入したいところですが、

道具やヘルメットその他の荷物をテントの中に入れることを考えると、

2人用がベストだと思います。

あとはパッキング時の仕舞寸法。

ある程度のパッキング長に押さえておかないと、

スーパーカブの横幅はそんなに広くないので、あまり大きいと持て余してしまいます。

なんとか長辺で60cmくらいには抑えておきたいところです。

これは私の愛用している、「ケルマ レラ」

というテントです。

スポーツチェーン店、ヒマラヤのオリジナルブランドで、

広い前室付きで仕舞寸法40cm、購入当時の販売価格7千円台のお買い得テントでした。

スーパーカブ110でしまなみ海道の見近島でキャンプした時の写真です。

これでサイズ感がわかっていただけるでしょうか。

フルクローズ時もなかなか格好良いテントですが、

現在廃盤です^^;

こちらは購入したものの実際に使う前に売却した、

キャンパルジャパン(旧小川キャンパル)のアーディンST。

独特のシルエットと広い前室が特徴。

残念ながらコチラも廃盤・・・

今買えるものでオススメは、

ツーリングテント最強のステイシーST! 定番ですが出番ならではの安心感があります。。。

あとはそのテントに応じたグランドシートと言って、テントの下に敷いておくシートです。

専用のものからブルーシートでも。

なにか敷いておくと良いです。

ペグも付属のものより、鋳造製の丈夫なペグを用意したほうが良いです、

私のよく行くキャンプ場は、川の近くが多く、

サイトの土の中に石がゴロゴロしていることが多く、

付属のペグでは太刀打ち出来ないことが多いですが、

鋳造式ペグなら石を砕いて打ち込めます。

カブキャンプに必要なもの。 その2 クッカー、コッヘル

キャンプ用に小さくパッキングでき、軽量なアウトドア用の調理器具、鍋のことを、

クッカー、もしくはコッヘル、といいます。

まずはコチラ、

キャプテンスタッグのキャンピングケットルクッカー、

ケトルではなくケットルのようです。

こちらはケトルですが・・・取っ手の向きを変えると・・・

鍋にもなる!というクッカーです。

基本カップラーメンか袋麺だ!という人はこういうのも全然ありです!

ただ注ぎ口のところのメッシュになっているところの油汚れが少し洗いにくいです。

次に買ったのはスノーピークのトレックコンボ、

これは1400ccのポットと900ccのポット、

さらにそれぞれのフタがフライパンになるもの。

アルミ製でフタもあるのでご飯が炊きやすかったです。

でも私が買ったときより1000円以上値上がりしているようですね、

スノーピーク製品は高くなっていくものが多いですね・・・

最終的にはコチラに落ち着いています。

ユニフレームの山クッカーMと山フライパンMの組み合わせです。

バッチリスタッキング出来て使いやすいサイズでおすすめです!

フライパンの蓋が無いのが弱点でしょうか。

2022.12現在、廃盤になっているようですね・・・
代わりの品はこれでしょうか、

食器は定番のシェラカップをおすすめしておきます。

同じメーカーで揃えておけばスタッキングもバッチリ決まりますし、

コップにもお皿にもなりますし、3つくらい有れば大丈夫でしょう。

カブキャンプに必要なもの。 その3 テントシングルバーナーとガス

焚き火で調理する!というワイルドなのもOKなのですが、

コッヘルがススだらけになっちゃいますし、火力調整も難しいし、

普通にシングルバーナーがおすすめです。

2つ持っていけば同時に調理できて料理の幅が広がります!

私が愛用しているのはこの2つ。

右は、プリムスの2243バーナーと、左はプリムスの153ウルトラバーナー。

2243はかなり昔からあるロングセラーで、まず壊れることのない堅牢さが売りです。

153ウルトラバーナーは小さく折り畳めるのが特徴で登山の方などに人気です。

どちらもかなりの高火力です。

こういうものもお手軽です、

安価なカセットボンベを使用できる、イワタニ・ジュニアバーナーです。

アウトドア感のものより雰囲気に生活感が少し出ますが、

本体も安いですしカセットガスも皆さんの家にあるものが使えます。

火力もなかなかのものですが、炎が中央に集中にするためにごはんを炊くときなど少し注意が必要です。

両者とも点火装置が故障したときのために、

フリント式(石で火花を飛ばすタイプ)の100円ライターも用意しましょう。

カブキャンプに必要なもの。 その4 シュラフ(寝袋)とマット

シュラフ(寝袋)とマットです。

真夏のキャンプならホームセンターの安物で十分ですが、

春、秋、冬などはそれぞれの気温に適した物を購入しておくべきです。

寒いと眠れませんよ・・・

シュラフにはリミットの気温が書いてありますが、

それはキャンプ慣れした人が服を着込んで丸まって3時間(4時間?)眠れる気温

とかだったらしいですから、

メーカーが発表している気温+5~7度くらいをみておいたほうが良いようです。

自分がキャンプに行こうとしている地域の最低気温を参照して探してください。

マットは安いもので定番の銀マットや

ウレタン系の折りたたみ式、

空気を入れるインフレータブル方式などがります。

インフレータブル方式は小さく収納できて寝心地は良いですが、

パンクするとその日はマットなしのような感じになってしまいます。

私はサーマレストのリッジレスト、Zライトソル を使っています。

私の行く秋キャンプくらいでは底冷えは感じたことはありません。

カブキャンプに必要なもの。 その5 テーブルとイス

こういう折りたたみ式のアルミロールテーブルが良いでしょう。

最近は少し天板の高さが高いものが人気があり、

値段も安価で使いやすいです。

アルミ製なので熱い鍋も気にせず置けますし・・・

チェアもなるべく小さく収納できるものを選びましょう。

写真のものは右がアディロンダック・マイクロチェア

折りたたむと雑誌1冊分くらいになります。

パチモノと違って頑丈ですごくしっかりしています。

その他ヘリノックスタイプのチェアも大人気ですね、

すごく小さく畳めるのにゆったり座れて良さそうです。

ランタンはガス式など色々ありますが、

ツーリングなら迷わずLEDランタンをおすすめしたいです。

ホヤも樹脂でガラスのように割れる心配もないですし、

運搬中にマントルが崩れることもないです。

最近のものは明るいですし電池の持ちもいいです。

夜間の作業用にLEDヘッドライトも有ったほうが良いです。

大体思いつく感じでコレくらいは必要ですね、

あとは自分が必要なものを用意すれば良いと思います。

改めて書き出してみると、キャンプって結構お金いりますね・・・

車でキャンプなら家のもので代用できることが多いですが(カセットコンロとか)

バイクツーリングはどうしても専用品になってしまします。

次回はパッキング、積載に着いて書いてみたいと思います。

こちらも併せてご覧ください

https://cubwaka.com/?eid=10