リニューアルした飛雪の滝キャンプ場へ行ってきました!
今回はテントサイトや付帯施設のレポートです。
まずはこの飛雪の滝キャンプ場のシンボル的存在、
「飛雪の滝」です。
その昔、この滝を訪れた紀州藩主の徳川頼宣(南龍公)が美しさに心打たれ、
「幾重なす山を巡りて川豊か物は皆装い凝らす秋の色滝つ背の一筋掛かる岩辺の風吹けば飛沫さながら雪の舞い」
と漢詩を詠みました。
そのことから「飛雪の滝」と呼ばれるようになりました。
落差30m 幅12m
とのことです。
写真を見てもらえると分かる通り、
人と比較すると結構大きな滝で、滝壺周辺へ行くと水しぶきが気持ちよく、
滝が起こす風がそよそよと心地良いです。
またキャンプ場全体に滝の音が響くので、ヒーリング効果もあると思いますが、
他の利用者の声を薄めてくれる効果もあるので、一層のプライベート感ももたらしてくれます。
これからはこの滝壺でカヌー体験などのイベントも行うそうです。
直売・集客交流拠点施設、管理棟
「飛雪の里」です。
キャンプの受付や売店はここです。
中には地場産の野菜やお米、
カップ麺やお菓子、お土産や炭なども売られていました。
内部は研修施設にもなっているようで、
学校や部活動での利用時には2階で宿泊もできるようです。
奥側には調理室などもあるようです。
各施設の利用には事前に申請が必要なようなので、
詳しくは飛雪の滝キャンプ場側へ問い合わせてみてください。
全体的に木がふんだんに使われていて、温かみのある建物となっています。
紀伊半島で採取された木材が使用されているのでしょう。
続いてテントサイトの紹介です。
ここ、飛雪の滝キャンプ場のテントサイトは車乗入れ不可になっていて、
写真のコンクリート部分に車を駐車し、
荷物を搬入後は駐車場の方へ移動するというスタイルです。
サイトの広さは7×8メートルということですが、
車を乗り入れない方式のため、車がサイト内になく、
その分広くは使えます。
しかし最近売れ筋のテントは大型化が進んでいるので、
もう少し余裕を持ったテントサイトならもっと人気がでるのにな、というのが正直な所です。
我が家が使っている小川キャンパル(現キャンパルジャパン)の
ピルツ15とフィールドレクタタープMの組み合わせでは、
張り綱のことを考えるとギリギリかな?
という感じでした。
道路の反対側にも空き地がありましたし、もう少しだけ造成してテントサイトを広げてくれたら!
という個人的な希望です^^
炊事棟です。
こちらはよくあるキャンプ場での定番スタイル、
ステンレス製のシンクが5つ並んでいます。
テントサイトの数を考えると十分な数が整備されていると思います。
コテージは中にキッチンがありますので、こちらを使うのは実質テントサイトの方だけでしょう。
食器洗い用の道具や洗剤も用意されていました。
同じ建物の反対側は、飯盒炊爨用でしょうか、
かまどがあります。
学校などで合宿をした場合は飯盒での飯炊きが定番ですよね。
外観です。
外には炭捨場が設置されています。
たまに使用済みの炭を捨てる場所場無いキャンプ場がありますので、
設置してくれていると非常に助かります。
焼き肉後の炭もそうですが、焚き火のあとの処理もコレで安心に簡単に片付けができます。
隣には有料のバーベキュー用の施設がありました。
管理棟で申し込んで使用するようです。
飛雪の滝を眺めながら食事することが出来ますので、なかなかのロケーションだと思います。
その他自販機やトイレもきれいですので、非常に利用しやすいキャンプ場だと思います。
テントサイトは宿泊利用が1サイト2000円
利用時間は14:00~翌11:00
デイキャンプなら1000円
利用時間は10::00~16:00
と、格安となっていました。
東屋のある広場も管理棟隣りにありました、
テントサイトから少し離れているので
子どもたちが思いっきり遊ぶのにもテントサイト周りで騒ぐ必要がなく安心です。
キャンプ場から見える田園風景です。
周辺の景色もきれいですし、とても静かなキャンプ場で心地よかったです。
是非またリピートしてみたいキャンプ場でした。
夜には水を張った田んぼから盛大にカエルの大合唱が聞こえてきますし、
都会暮らしの子どもたちにはとても良い経験になるのではないでしょうか?
以上、
飛雪の滝キャンプ場、テントサイト、施設編でした。
DATA
飛雪の滝キャンプ場
住所
三重県南牟婁郡紀宝町浅里1409-1
電話番号
0735-21-1333
定休日
4~6月、9~11月は火曜日、12~3月は火曜日、水曜日
12月29日~1月3日(GW、7~8月は無休)
※お電話の受付時間は9:00~17:00
※施設管理、メンテナンス等で臨時休業の場合もございます。