スーパーカブ110にLEDサブライト(補助灯)のススメ

スーパーカブに乗っていて、不満に思うこと。
それはヘッドライト。
それはもう暗いです、懐中電灯のようです。




最近の自動車のヘッドライトはすごく明るいので、

それに慣れてしまった目には、どうにも頼りにならないのです^^;
街中などを走っている時には、街灯などが明るいので問題ないのですが、
通勤時の帰宅時などの裏道や、ツーリングの時の夜間走行の時など、
やはり薄暗くて頼りないなーと思うわけです。

そこでHID化なども考えましたが、
バイク用のキットにはバーナーに遮光板が付いていませんですし、
周辺にも光がたくさん漏れて対向車への迷惑になってしまいます。

それにスーパーカブシリーズでは発電量に不安もありますし、

取り付けにけっこうなスペースが必要だったりとあまり現実的ではありません。
半分諦めていたわけですが、
とあるセロー乗りの人のブログに、後付のLEDライトの記事が載っていました。
最近はLEDも進化して、実用レベルになってきたようなので、
私も思い切って購入してみました!

今回は私が以前所有していたスーパーカブ110(JA07)を例に紹介していきます。

このカブはプラスチックパーツが多いので、

フロントカバーも何度も付け外ししているうちに、少し爪がかけたりしてきました。

消耗品なので予備を用意しておいたほうが良いですね。

フロントキャリアがあると取り付けが楽です、

私の場合、フロントキャリアの付け根部分に、L字型ステーを噛ませて一緒にボルトで固定しました。

反対側にもステーと同じ厚みのワッシャーを噛ませてバランスを取ります。

反対側にワッシャーを入れないと、フロントキャリアが進行方向に対してねじれてしまいます。

日中や街中では不必要なので、スイッチ式にすることにしました。
電源はAC連動にして切り忘れもありません。

信号待ちなどでオフにすることで、アイドリングの時の発電量の不安も解消できます。
購入したスイッチは直径2センチなので、1円玉で型を取りました。
1円玉は直径2センチなのですよ(笑)

円の少し内側を、ドリルを使って連続的に穴を開けておきます。

専用の工具などがなくても、こういう手法で加工することで対応できます。

大体のところで、残りはニッパーなどを使って大胆に切っていきます、

そして引きちぎります!(笑)

最後に丸棒型のヤスリで微調整、

スイッチを実際にはめてみながら少しずつ削っていきましょう、

削りすぎると悲惨なことになりますよ・・・

ちょっとずつ落ち着いていきましょう。

あ、スイッチの穴の位置ですが、

スイッチの後ろ側に飛び出る部分のことをよく考えて位置決めしてください、

私は少し危なかったです、もう少しずれていたらフレームが邪魔で取り付けできないところでした。

そしてスイッチを取り付ける前に、配線を終わらせてしまいます。
電源は以前のシガーソケットの電源と同じ、
バッテリーのところのカプラから分岐しました。
キーオンで電気が来ます。

何かの純正オプションを取り付けるためのカプラーとかいう話を聞いたことがあります。

通電チェックはテスターを使って必ずしてくださいね!

ハンドルを動かしながら、配線に無理がかからない場所を探して配線を通していきます。

右に左にハンドルを切って、配線が引っ張られすぎないよう、たるみすぎないよう、

よく注意して、最後に結束バンドで他のケーブル類に固定しておきます。

最後にフォグ本体を取り付けて完成です!

コレは安いタイプのワークライトタイプの狭角タイプです。

フォグタイプはダメですよ?光が散りすぎて運転手側から見て明るくない上に、

対向車側から見て物凄く眩しい配光になってしまいますので・・・

小型なのでできるだけ目立たないようにこの位置に取り付けました。

ちょうど自転車のライトの位置によく似ています。

見た目を気にしないならフロントキャリアの先端、センター部分に取り付けるのが良いでしょう。

スイッチはこのような感じになりました。
船舶なんかにも使用される防水スイッチです。

スイッチオンで怪しく光ります・・・

コレが結構目立つ、なにか貼り付けて目立たないようにしようか・・・

これは私の今のカブ、スーパーカブ90に取り付けたサブライトのスイッチですが、

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デイトナのフラットフェイスタイプのスイッチです。

両面テープで固定しましたが、この位置にある方が信号待ちなどでのこまめなオンオフがやりやすく、

無駄に光りませんしコチラのほうがおすすめです。

特にカスタムではないカブにはセルスタートスイッチがありませんし、

この位置に貼り付けできてとっても良いです。

それでは早速テストです!
3枚の写真ともマニュアル設定で同じ条件での撮影となります。
まずは普通のヘッドライトのみ。

まぁコレでも普通には走行できるんですけどね、
メインに集光している部分はまぁまぁ明るいのですが・・・
それではLED補助灯を付けてみましょう。

・・・・・・・あかるっ!(*´∀`*)
コレは眩しくないように光軸の角度を調整したあとになりますが、
メインのヘッドライトの暗い部分を上手く補えていると思います。
右手奥のマンホールの見え具合でよくわかると思います。
手前ばかり明るくなっているようにも見えますが、
上手く遠くも照らしてくれています。
試しに走行してみましたが、
街灯も少ない道だと効果は歴然でした!
純正のヘッドライトと上手く助けあって、
まるでHIDに交換したような錯覚に陥りました^^
コレは今までのDIYで一番の満足度かも!
カブ以外にも原付から原付二種、
250cc以上のバイクまで、
2個付けたらオフロードタイプとかも似合いそうですね~!

ちなみにコレはLEDライトのみ。
左右の幅がメインライトとしては足りませんが、
もしツーリング先などでバルブ切れやライト故障になっても、
この明るさで十分走れますね・・・恐るべし。
あ、
荷物積み過ぎてメインライトの光が届かない時にも有効ですね!

対向車の運転席あたりの位置に行って撮影してみました。

狭角タイプなので、物凄く眩しいわけではないですが、

それでも作業灯タイプなので、発光点が見えてしまいどうしても眩しく感じてしまします。

これはライトをどんなに下を向けても発光点が見えてしまっているので眩しさは変わりません。

なので後日、こういうふうなバイザーを取り付けました。

材料はダイソーのA4ファイルの表紙の部分です、

ある程度の強度が有って、加工しやすく、しかも安い材料ですのでおすすめです!

固定は両面テープと結束バンドで行っています。

最初に厚紙でテストしてから切り出しましょう、

最初からいきなり作ると多分失敗しますよ!

これで上方への光がカットされてグレア(迷惑光)がなくなりました、

面倒ですが、対向車への配慮は行ったほうが良いです、

最近は物騒ですから、対向車とのトラブルがないともいい切れませんし・・・

この写真はLEDライトを点灯させていますが、

前から見ても発光点が見えませんので全く眩しくありません。

前方への照射力は多少落ちてしまいますが、コレは仕方がありません。

配光を重視するなら、こういう商品もあります。

これは今の私の愛車、スーパーカブ90に取り付けた、

PIAA LED補助ランプ LP530 DRIVING DS535B

というLED補助ライトです。

現在は下記のものになっています。

これはヤマハやホンダのオフロードバイクなどに、

純正オプションとして設定されている商品ですので、配光に関してはバッチリです!

単体で買うのでオプションよりはかなり安いです。

このライトを取り付ければ今回紹介したワークライトと違いグレアもないですし、

何より明るさも段違いに明るく配光もバイク用なので見やすい!




と、値段以外はいいことばかりですが、

こちらのレビューはまた次回に・・・。