スーパーカブとリトルカブのヘッドライトバルブ、
切れてしまった人はバイク屋さんにお願いするのもいいですが、
簡単に交換できるので自分で挑戦しちゃいましょう!
たまーに切れたまま走行している方も見かけますが、
1998年4月1日より、国土交通省「道路運送車両法の保安基準」32条により,二輪車について,原動機が作動している場合には常に走行用あるいはすれ違い用の前照灯のいずれかが点灯している構造である技術基準が定められました。
なので25年以上前に製造されたバイクではライトのオンオフスイッチがありますが、
それ移行に発売されたバイクでは、昼間でも安全のために常時点灯させることが義務化されました。
なのでただでさえ車より酷使されているヘッドライトバルブ、
そこへスーパーカブの単気筒エンジンの振動の猛攻も加わります!
なので割とスーパーカブのヘッドライトバルブは車に比べると短命だったりします。
それではヘッドライトバルブの交換方法です。
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リトルカブ・スーパーカブのヘッドライトバルブ交換方法
それでは早速ヘッドライトバルブの交換方法を説明させていただきます。
写真は妻の黄色リトルカブで行わせていただきますが、
スーパーカブでもスーパーカブ110(JA10)でもカスタムでも基本同じです!

こちら、今回のクランケです(笑)
ヘッドライトユニットはマルチリフレクタータイプに交換されていますが、
ノーマルでも方法は全く同じです。
ヘッドライトユニットを外す

まずは、ヘッドライト正面から見て、
右ななめ下、左ななめ下の方向にあるこの写真のネジ2本を緩めます。
プラスドライバーですので、なめないようにしっかりと押し付けて緩めてください。
押し付ける力7の回す力3のイメージです。

範囲側のネジも緩めますと、写真のようにガバっと下側が前に外れてきます、
しかし一番頂点の部分で爪で引っかかっていますので、
無理に外さず少しずつキコキコ動かしながら様子を見て外しましょう。

うまく外れるとこんな感じでパカーンと外れます、
ヘッドライトバルブにつながっている電源コードがありますので、
今度はそれを外していきます。
ヘッドライトのコネクターを外す

これがヘッドライトバルブに繋がっているコネクターです。
バネの力と溝で固定されていますので、
コネクターの後ろを掴んで押し込みながら反時計回りに回すと外すことができます。

コネクターが外れると、ヘッドライトバルブのお尻が見えます。
コネクターが外れますと、ヘッドライトバルブはただココにハマっているだけですので、
このまま反対に向けると落ちてしまいますので注意してください!

こちらがヘッドライトバルブです、
これはノーマルではなく、マツシマのB2クリアという、結構明るいものに交換してあります。
明るいといっても、スーパーカブの割には少し明るい、といった感じですので、
夜間走行が多い方にはこの高効率バルブへの交換+サブランプの増設をおすすめします。
サブライトの増設はこちらを参考にしてください。
明るさ比較もやってます。
バルブを交換して元通りに組み付ける

それでは新しいバルブを元のようにはめます、
上部に一箇所切り欠きがあって、正しい角度でしかはまらないようになっていますので、
注意して取り付けてください。
ここにコネクターを外したときと逆に、
今度は押し付けながら時計回りに回してください。
止まるまで回して手を離すと、バネの力で固定されます。
ヘッドライトユニットを取り付ける

次はヘッドライトユニットを車体に取り付けます、
上部は写真のように爪がついていて、この爪をハンドルカバー上部にはめてから下側のネジを締めます。

この辺に爪をはめるとハマる箇所がありますので、
はめてから下のネジが固定できるように位置を合わせてからネジを締めましょう。
ただ外して取り付けただけだと、光軸も変わっていないはずですが、
もし光軸が変わってしまいましたら、ヘッドライト真下についている10mmのナットを緩めれば、ヘッドライトレンズが上下に動くようになりますので、光軸調整ができます。
あまり上を向けすぎないようにし、対向車の迷惑にならないようにしましょう。
最近はLEDでもまともな製品が出てきているようですね・・・
一度試してみたいものですが、最近は夜間走行がないんですよね~













