スーパーカブ リトルカブのバッテリー交換方法 自分でやれば2,000円?!処分方法も

スーパーカブのバッテリー交換、毎日乗っている人は結構使えると思いますが、サンデーライダーの方たちなどは結構簡単にバッテリーあがりをしてしまうと思ういます。
お店で交換してもらうと結構高額になりますが、
自分で行うと格安に交換できるんです!

1万円位かかるショップもあるんですよね・・・。

まずはバッテリーの入手!どんなバッテリーがあるのか

スーパーカブ50や90、リトルカブに使われているバッテリーは
YT4L-BSという種類が使われています。(適合は必ずご自分のカブで確認してください)

まずはコチラ
これは普通に国内で流通しているGSユアサのバッテリーになります、
店頭で買うよりはお安いですが4000円以上します。
どうせ自分で交換するならもっと安いのがいいですよね?

コチラはGSユアサのバッテリーですが、台湾YUASAのバッテリーになります。
価格は一気に下がります・・・が
販売者をよく確認しないと、amazonが販売発送の商品なら
電解液が注入されて初期充電済みの商品ですが、
マーケットプレイスから購入の場合、それらを自分で行わなければ行けない商品も存在します。

かと言って特に難しい作業でもなく、
密閉式バッテリーを充電できる充電器があれば比較的簡単に完了する作業となります。
実はもっと安いバッテリーも存在します。

それがコチラのバッテリー
メーカーがGSユアサではなく、有名ではないメーカーになっています。
価格は更に下がって1980円ほどに、これで送料込みなんだから驚きです。
ただ、レビューを見ると結構高評価ですが、メーカーがユアサではなくなるので、
どこまで信用していいのか少し不安になってしまうところですね。

なので私は台湾ユアサのバッテリーを使用しています。
今回購入したバッテリーが、初期充電済のものと思っていましたら、
液別で届きましたので、初期充電の方法と合わせて説明させていただきます。

ちなみにスーパーカブ110の対応バッテリーは
EBJ-JA07
EBJ-JA10が
YTX4L-BS
これは同じですね。

2BJ-JA44
8BJ-JA59が
GTZ4Vになります。
サイドカバー付きのカブですね、
今までのスーパーカブとは共通ではなくなったので結構高くなっていますね・・・

液別バッテリーの液充填と初期充電の方法

今回私が購入したバッテリーは液別になっていました、
購入時によく確認しなかったので私のミスですが^^;

液別バッテリー

それではまず電解液を補充したいと思います。

バッテリー液補充

まずこの写真のように電解液(希硫酸)が入ったボトルを突き刺すと、
アルミテープが破れて液がバッテリーの中に流れ込む仕組みになっています。
ただ希硫酸が危険ですので、必ずゴム手袋と保護メガネを装着してください。

バッテリー初期充電

液を補充し終わったあと、シュワシュワとバッテリー液が反応している音が聞こえます。
この時はまがガスが発生しているので、バッテリーの蓋を密閉する事はしないでください。
このように蓋をそっと載せてガスの逃げ道を作っておいてあげてください。
1時間もこのまま放置すれば反応は終わっているはずです。

バッテリー初期充電

一時間ほど経過しましたら、蓋をゴムハンマーなどで優しく叩いて密閉します。
このあと長く使えるように充電器で初期充電します。

初期充電をしっかりと!

バッテリー初期充電

密閉式バッテリー対応の充電器で充電していきます。
私の使っている充電器はオートバイバッテリーのダイアルがありますので、
そこに合わせればバイクバッテリー用の充電をしてくれます。

コチラの商品になります。
車にも使えますし急速充電もできますので、一家に一台あってもいいと思いますよ!
我が家ではスーパーカブにはもちろん、車の補充電でもよく活躍してくれています。

スーパーカブバッテリー交換

いよいよバッテリー交換!

5時間ほど初期充電しましたら、いよいよバッテリー交換していきたいと思います。

スーパーカブバッテリー交換

まずはカブの右側のサイドカバーを外します。
サイドカバー上方の大きなマイナスネジを緩めます。

スーパーカブバッテリー交換

するとサイドカバーが外れてこの写真のようになります。
黒いカバーを止めている上方の10mmのナットを緩めてカバーを開けます。

スーパーカブバッテリー交換

カバーを開けますと、バッテリーが出せるようになります。
なので、外す時は手前側の
マイナス側(黒線)から外し
奥のプラス側(赤線)のあとで外します。

スーパーカブバッテリー交換

これはショート事故を防ぐために大切なことですので、
必ず守るようにしてください。
まぁ構造上その順番でないと外しにくくなっているので、
カブに限っては間違いはないでしょう。

スーパーカブリトルカブバッテリー交換

新しいバッテリーに交換しましたら、
外したときと逆の手順で組み上げていって完了となります。
ウインカーやブレーキランプが正常に動作するかチェックしてくださいね!

使用済みバッテリーの処分方法

次に、使用済みバッテリーの処分方法ですが、
通常は販売店などに処分してもらうのですが、
コレが有料だったろり面倒だったりするんですよね、
しかし廃バッテリーはお金に変わるんです・・・

廃バッテリーは売れる?!

もし、この記事をご覧の方の生活圏内に、
「非鉄金属」の回収業者がありましたら、廃バッテリーは売れます。
処理費用を払うどころかお金がもらえるのです。
バイク用の小さいバッテリーではほとんどお金になりませんが・・・
車用のバッテリーならお小遣いくらいにはなります。
以前家族のFIT3のバッテリーを持ち込んだ時は、1100円位で買い取っていただけました。
その時の相場もあるはずですし、価格は上下するでしょうが、
処分費用を払って処分してもらうよりはかなりいいですよね!
私は、カブ用の廃バッテリーは保管しておき、車のバッテリーを交換したら、
一緒に持ち込んで買い取ってもらっています。

一度グーグルで、地元の土地名+非鉄金属

で検索して近所にあれば持ち込んで買い取ってもらうのも
お小遣い稼ぎになりますよ!

スーパーカブ、リトルカブのバッテリー交換は難しい整備ではないので、
是非一度チャレンジしてみては?!